2025年7月31日(木),8月1日(金)に東京ビッグサイトで開催されたSports Informatics and Technology 2025 (SIT2025)にて,本研究室の修士1年林暖君のポスター発表と園部のオーラル発表を行いました.本講演会は,国際スポーツ・健康産業専門展であるSPORTEC 2025に協賛をいただいて,今年度が初めての開催となりました.企業からの参加者が多い華やかな学会になりました.


林君の発表はバイタルフス高知様と共同研究をしている靴紐の締め具合に関する知見で,靴紐を締めた場合に歩行遊脚時につま先が挙がる傾向がみられることを報告しました.
園部の講演では,修士1年の菊地健介君が昨年度に卒業研究として取り組んだ内容を報告しました.内容は,床面を前後に揺動させて個人のバランス特性を同定する研究において,視野の下半分をカットした場合に遅延フィードバック理論での最適なフィードバックゲインに近い結果が得られたという内容です.
どちらも将来的に社会実装に直接的に関連する研究でしたが,多くの研究者の皆様から貴重なアドバイスやご意見をいただきました.この場を借りて御礼申し上げるとともに,ご意見を活かして研究をブラッシュアップし,より信頼性のある形で社会に発信できるように努めていきます.また,聴講したオーラル,ポスターの講演でも面白いものが多く,充実した時間を過ごすことができました.
また,本講演会では国立陽明交通大学(台湾)のHank Huang 先生による招待講演,および,室伏 広治 スポーツ庁長官による基調講演と筑波大学の松井 崇先生と産総研の竹井 裕介先生によるによる話題提供がありました.Huang先生の講演は運営業務のため聴講が叶わなかったのですが,室伏先生,松井先生,竹井先生の講演を大変興味深く聴講しました.特に,松井先生の心拍数の周波数変調の相関については,この数年気になっている講義における学生の集中度の変化(200名規模の大人数の講義でも受講者の強烈な集中を感じることもあれば,50名程度の講義でも集中の不足を感じることもありますが,その理由がわからないです)を数値化できる可能性のある取り組みとして,今後の研究の発展を期待しています.
また,本講演会の開催にあたり,実行委員長の相原先生,副委員長の和田先生はじめ,運営委員の皆様に感謝申し上げます.園部もスポンサー担当として運営に関わらせていただきました.ゴールド,シルバー,バナー併せて11社の企業様にスポンサーとしてご支援いただきました.厚く御礼を申し上げます.
次の学会は,8月末に沖縄開催の日本機械学会のD&D2025になります.本研究室からは修士2年の小山君が講演予定で,園部が運営委員となっています.ご参加される皆様,沖縄でお会いしましょう.